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ポイントを押さえれば楽譜は読めるようなる!

【第4回 拍子、キー(調)、♯や♭について】ポイントを押さえれば楽譜は読めるようになる!

投稿日:2019年4月23日 更新日:

楽典のお話が続きますが

もう少し頑張りましょう。

 

知って頂きたいことはあと少しです。

 

今回は第4回目、

拍子とキー(調)、♯や♭についてお送り致します。

 

↓過去回はこちら

 

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拍子とは?

拍子は、リズムに関する音楽用語です。

4分の4拍子や8分の6拍子なんて

聞いたことはないですか?

 

拍子とは、拍が一定数集まったものをいいます。

といっても、なんのことかさっぱりですよね。

簡単に言うと、リズムの決まりみたいなものです。

 

拍子は楽譜において

以下のように表します。

ト音記号の横に数字がありますね。

これがその曲の拍子を表しています。

この場合だと4分の4拍子です。

 

音楽は拍子によって、その雰囲気を変えます。

 

簡単な音源を用意しました。

よく使われている拍子を比較します。

実際に聴き比べてみましょう。

 

4分の4拍子

 

4分の3拍子

 

8分の6拍子

 

いかがでしょうか?

拍子が変われば

音楽そのものが変わります。

 

拍や拍子については

以前詳しく解説しましたので

「もっと知りたい!」

という方はこちらををご覧ください。

 

 

キー(調)とは?

以下を聴き比べてください。

 

どちらもドレミファソラシドですね。

音の高さが違うことには、気が付きましたか?

 

ドレミファソラシドとは、

7つの音の高さが規則的に並んだものです。

 

この規則的な音の並びのことを「スケール」といいます。

 

音の並び(スケール)には、たくさんの種類があり、

それぞれに名前がつけられています。

ドレミファソラシドは

メジャースケールというスケールです。

 

この規則を守れば

どの音から弾き始めても

ドレミファソラシドをつくることができます。

 

↓詳しくは以前こちらの記事で解説しています。

 

 

♯と♭

スケール外の音を使いたい時に

楽譜上でそれを表現するには

どうしたらいいでしょう。

 

例えば以下のようなフレーズです。

 

これを楽譜で表すとこうなります。

 

音符の横に♯や♭などの記号がついているものがあります。

これは臨時記号といいます。

スケール外の音を表す時は、

音符の左側に♯、または♭をつけます。

 

♯がつくば半音上がり、

♭がつけば半音下がります。

 

また、これらの記号の仲間として、

ナチュラルという音楽記号があります。

上の図のような記号ですね。

この記号は「もとの音に戻す」ことを表します。

♯や♭などによって半音高くなったり、

低くなった音を元の音の高さに戻します。

 

注意点が1つあります。

以下をご覧ください。

 

最初の音符だけに♯がついていますね。

これを演奏するとこうなります。

 

お分かり頂けたでしょうか。

♯がついた音符は、はじめの音符だけ。

しかし、それ以降の♯のついていない音符も半音上がっています。

 

♯や♭がついた音符は同じ小節の中では、半音上がったままになります。

それを解除し、音の高さをもと音の高さに戻す為に、

ナチュラルの記号が必要となります。

 

さいごに

ここまでで楽譜を読むにあたって

最低限の楽典は説明しました。

 

ほかにもいろいろありますが

一旦これだけのことを

理解できれば十分かと思います。

 

覚えることは多いですが、

実際に楽譜を読んでみることが大切です。

 

楽譜を読んで見て、わからないところを

その都度確認するようにしましょう。

 

より効率的に覚えることができます。

 

 

さて、ここで簡単な楽譜を用意しました。

ここまでの説明を理解できたなら読めるはずです。

 

 

どうでしょう?

読むことができましたか?

 

この楽譜を演奏するとこうなります。

 

少しずつでいいと思います。

今読めなくても、頑張り続けることが

楽譜が読めるようになる一番の近道です。

 

↓次回はこちら

 

 

↓過去回はこちら

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