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【初心者でもわかる!DTM用パソコンの選ぶポイントこれだ!】DTMにとって重要なPCのスペック、選び方を解説②

投稿日:2018年10月24日 更新日:

 

第1回では、CPU、OS、メモリについて解説しました。

今回はその続きです。

 

↓第1回はこちら

 

ストレージ(HDD、SSD)

インストールしたプラグインの保存、

完成途中の曲のセッションファイルの保存、

完成した音源ファイルの保存、

 

何か保存する場面は多くありますが、

その保存領域をストレージといいます。

 

DTMでの適正容量は?

DTMをする場合、容量はより大きい方がいいでしょう。

 

最近では、高品質なプラグインが増えており、

その保存に50GB以上の空き容量が必要であることは多いです。

 

私のオススメは1TB以上。

最低でも512GBは必要でしょう。

 

SSDとHDD

ストレージを選ぶ際、

選ぶことのできるストレージが

大きく2種類あります。

SSDとHDDです。

 

以前はHDDが主流でしたが

最近ではSSDというものが登場しています。

どちらもデータを保存する場所としての用途は同じです。

 

SSDの最もいい点は、速くて静かなことです。

USBメモリのように駆動部がなく、

内臓しているチップに読み書きをするので

HDDに比べてかなり静かで速いです。

 

HDD、SSDとのメリットとデメリットをまとめました。

◾️HDDのメリット

・SSDに比べて大容量でも安い。

◾️HDDのデメリット

・衝撃に弱い

・電力の消費が大きい

 

◾️SSDのメリット

・衝撃に強い

・発熱が少ない

・静かである

・データの読み書きが速い

◾️SSDのデメリット

・容量に対して価格が高い

・故障するとデータの救出が困難

そのほかに、HDDとSSDを組み合わせたドライブも存在します。

MacではFusion Driveというものがそれにあたります。

 

外付けHDDと併用する

もう1つの選択肢として

外付けHDDを考えた方はいないでしょうか。

 

私も512GBのSSDと

2TBの外付けHDDを併用しています。

 

注意点として、接続の方法により

処理のスピードが変わります。

USB2.0やUSB3.0などの規格を確認してから

購入するようにしましょう。

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グラフィックボード(ビデオカード)

購入時にPCのスペックを確認していると

そのほかのスペックとして

グラフィックボードやビデオカードといった項目を

目にすることがあるでしょう。

 

これは画面表示の処理に特化したデバイスで

画面を表示するのに、なくてはならないものですが、

DTMをする上では、あまり重要ではありません。

 

初期搭載されているものでいいでしょう。

この辺りでコストを削減することができます。

 

ディスプレイ

ディスプレイについて大切なことは

ディスプレイの大きさです。

 

DTMでは、ウィンドウを同時起動することが多く、

ディスプレイが小さいと

同時に見たいときに、かなり見ずらくなります。

 

選択肢は2つ。

大きめのディスプレイを購入するか、

マルチディスプレイといって

2画面以上で表示させるかです。

 

DTMに最適なディスプレイのサイズは?

私は現在27インチのディスプレイを使用しています。

大きく、一度に多くの情報を得ることができ、重宝しています。

 

ディスプレイは27インチ前後がオススメですが、

画面が大きい分、

画面からの距離を取ることが必要となります。

 

十分な距離を確保出来ない場合は、

24インチ前後を選びましょう

またDTMでは、画面は横長である方が重宝します。

 

光学ドライブ

光学ドライブの有無についても

大切な項目の1つです。

 

光学ドライブとは、

CDやDVDを読み込む装置です。

 

PCによって、

初めから本体一体型としてついていたり、

ついていなかったりします。

 

現在では音楽データのやり取りは

データで行うことが基本ですが、

CDに焼いて受け渡しする機会は

まだまだあるのではないでしょうか。

 

光学ドライブがない場合は

光学ドライブは、

初めからついていなくても

後から購入し、導入することができます。

 

価格もそれほど高くはありませんし、

後からの購入でも問題ないと思います。

 

DTMをするなら、

出来るだけあった方がいいですね。

 

外部ポート

さて、最後に外部ポートについてです。

DTMではオーディオインターフェースの接続や

MIDIキーボード、iLokなど

PCに接続する周辺機器が数多く存在し、

その多くがUSBで接続します。

 

そのため、ポートは出来るだけ多く搭載されていることが必須条件となります。

 

USBポートを増やすことのできる

USBハブというものがありますが、

オーディオインターフェースなどでは、

パソコンへ直接接続することを推奨している場合が多く、

レイテンシー(音の遅れ)の問題の面でも

パソコンに直接接続した方がいいでしょう。

 

DTM以外でも

外部HDDやUSBメモリなどとの接続を考えると

必要なポート数はもっと必要となります。

 

DTMをするならUSBポートはいくつがいい?

最低でも4つ以上が必要です。

数は多いに越したことはありませんが、

初期搭載されているポート数では

4〜6ポートぐらいが最大となるでしょう。

 

4ポートあれば、

オーディオインタフェース、

MIDIキーボード、iLokなど

パソコンに直接接続するものが接続でき、

残りの1ポートにUSBハブを接続し、拡張することができます。

 

ノートパソコンは、軽量化、小型化を図る為か、

USBポートの数は少なめです。

購入時には注意するようにしましょう。

 

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