音や映像、放送や通信関連の分野では、
日本最大級のイベント、
Inter BEEが今年も開催されています。
今回私も、突撃させて頂きました。
1日目のレポートです。
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↓「そもそもInter BEEって何?」って方はこちら
Inter BEE 2018
2018年の基本データ
開催日:11/14、11/15、11/16
時間:10:00〜17:30
開催場所:幕張メッセ
概要
今年も多くの企業が出展しています。
その数なんと1,152社!
過去最大の規模となっています。
今年は「DCEXPO(デジタルコンテンツEXPO2018)」も同時開催。
年々、増えている来場者数ですが
今年はさらに増えそうですね。
会場もかなりのスペースがあり、
幕張メッセの1〜8ホールに加えて、
イベントホールを使用。
かなり広く、私の足はすでに筋肉痛です。
「クロスメディア部門」
「映像制作/放送関連機材部門」
「映像表現/プロライティング部門」
「プロオーディオ部門」
の4部門がありますが、
私は主に「プロオーディオ部門」を
中心にまわらせて頂きました。
ブース
こうしてみると圧感ですね。
興味を惹かれたものを中心に取り上げていきます。
AVID
私の制作環境はPro Toolsです。
もちろん見に行きました。
「映像制作/放送関連機材部門」にブースを構えているあたり、
やはり動画に関するものが多いイメージでした。
動画に関して、私はド素人なので分かりませんが、
「クラウド」、「4K/8K」、「イマーシブ・オーディオ」などを
メインテーマに紹介されていました。
展示
・4K/8Kワークフロー
・クラウド・ソリューション
・スポーツ/ニュース制作
・オーディオ・ポスト
・プロミキシング
・イマーシブ・オーディオ
・ミキシング for Dolby Atoms
デモンストレーション
デモンストレーションも見てきました。
10月にアップデートされた
Pro Toolsの新機能についてがテーマです。
まだアップデートされていない方も
多いのではないでしょうか。
ダニエル・ラヴェルさんを講師に迎え、
主に以下を紹介されていました。
・トラックプリセット機能について
・検索システムについて
・プレイリストの改善
・再生時のスクロール機能の改善
個人的にはMIDIに関するものも聞きたかったですが、
十分に有益な情報でした。
使いこなせれば、作業効率が大幅に上がりそうです。
RockON
私が時々お世話になっているRockONのデモンストレーション。
これも非常に面白かったです。
RX7についての
プラグインのデモンストレーションをされていました。
Mix済みの音源から
ボーカルだけを取り出していましたが、
びっくりするほど高品質でした。
抽出にどうやらAIを使っているみたいですね。
これまでRX7といえば、
ノイズ除去のイメージが強かったのですが、
これからはオーディオ補修といった面でも活躍しそうです。
YAMAHA
もちろんYAMAHAブースもしっかり見てきました。
アンケートに答えると、
ノベルティが貰えるようで迷わずゲット!
私はタオルを選びました。
デモンストレーション
YAMAHAとCanonの合同デモンストレーションを見てきました。
音響と映像の融合ですね。
・絵本の世界(映像と定位)
・音楽ホールの再現(音の方向感、響き)
・スポーツ観戦(臨場感)
この3つがテーマでしたが、
私が興味を持ったのは、もちろん音楽ホールの再現です。
音の反響の少ない部屋で
コンサートホールや教会での演奏を再現します。
音の遠近や高低、響きの特性、
残響時間やルームのシミュレーションなど
どれをとっても素晴らしいものでした。
音の反響が小さく、コンサートに向かないような場所でも
オーケストラなどの演奏が可能になる日が来るかもしれませんね。
感想
どの分野でもそうですが
日々凄まじいスピードで
成長しているんだと改めて実感しました。
私にとって有意義な時間を過ごせています。
明日は2日目。
SRスピーカー体験デモや
ヘッドフォン/マイク視聴体験など
今日まわれなかったところを中心に明日も行きます!
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