音や映像、放送や通信関連の分野では、
日本最大級のイベント、
Inter BEEが今年も開催されています。
今回私も参加させて頂いております。
2日目のレポートです。
↓1日目はこちら
↓「そもそもInter BEEって何?」って方はこちら
Inter BEE 2018
2018年の基本データ
開催日:11/14、11/15、11/16
時間:10:00〜17:30
開催場所:幕張メッセ
ヘッドフォン/マイクロフォン試聴体験
ヘッドフォン、マイクともに10個のブースがあり、
聴き比べをすることができるようになっています。
ヘッドフォン
YAMAHAのブースです。
こちらはHPH-MTシリーズ。
こうして同じシリーズのラインナップを
全て聴き比べることができるのも稀でしょう。
勉強になります。
STAXブースでは、
ヘッドフォンアンプの比較もできました。
トランジスタのもの、
真空管のもの、
トランジスタと真空管のハイブリットのもの、
全て聴きましたが、
やはり私は真空管が好みのようです。
マイクロフォン
ダイナミックマイクも
コンデンサーマイクも
色々なものが試せます。
写真はaudio-technica。
コスパの良いメーカーだと思っています。
私も時々使います。
SRスピーカー体験デモ
今年で5回目だそうです。
著名な15社の企業が参加しています。
私はYAMAHAとTOAの2つに参加しました。
YAMAHA
DZRシリーズのパワードスピーカーを紹介されていました。
構成はDZR315にDXS18XLF。
私自身、YAMAHAのスピーカはよく使いますし、
ハイエンドモデルといったこともあって期待していました。
聴いてみたところ、
私が今まで聴いたものの中でも
音質、音圧ともに非常に高品質でいいものでした。
TOA
TOAからは、Q-HX-7BSR。
少しわかりずらいですが、
光に照らされている少し小ぶりなスピーカーです。
聴いてみた感想ですが、
割とタイトな音でアタックの音に特徴があります。
私の好みではないですね。
ブース
1日目にまわりきれなかったブース、
デモンストレーションを中心にまわりました。
SHURE
SM58などのロングセラーの人気商品も展示されていました。
私は試聴していませんが、
こちらもマイクを試すことができ、
多くの人で賑わっていました。
TASCAM
こちらも常にたくさんの人で溢れているブースでした。
ラインナップも幅広く、
ユーザーの多いメーカですね。
SONICWIRE
こちらでは、プラグインのデモンストレーションをされていました。
ACCUSONUSの紹介でしたが、
こちらもAI搭載のプラグイン。
今までGateやオートメーションを使って処理していたドラムの被り音が、
ACCUSONUSを使うと、ドラムの被り音にアクセスでき、
自由に調整できるというものでした。
普段なら驚愕するような技術ですが、
今回のInter BEEでは、
人工知能を使ったプラグインのデモが多く、
あまり衝撃はありませんでした。(笑)
ですが、素晴らしい技術ですよね。
ハイハットだけ、スネアだけ、
といったようにドラム音源の分割も可能だそうです。
SENNHEISER
ゼンハイザーのブースです。
アンビソニックスマイクをゲームオーディオで活用する
といった少し面白いことをされていました。
ゲームエンジンはUnityを使用。
ゲーム上で自分のいる位置から対象物の距離によって
音の遠近、響き、大きさなど
音の聴こえ方が変わります。
アンビソニックスマイクについても
Unityについても、あまり詳しくはありませんが、
面白い内容でした。
感想
日々技術の進歩には驚かさせられます。
今回のInter BEEでは、
人工知能(AI)を使用したものが非常に多く、
今まで不可能だと言われていたようなことでも
AIの力によって達成されています。
私も欲しくなりました。
購入した際は、レビューさせて頂きます。
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